NEC系工場に5年 派遣切り男性、正社員確認求め提訴

大津市晴嵐2丁目のNECセミコンダクターズ関西(NSK)滋賀工場で約5年間働いた派遣社員の和田正俊さん(31)=同市瀬田5丁目=が、NSKの正社員であることの確認と、正社員として受け取るべき賃金との差額など計1200万円を求める訴訟を大津地裁に起こした。偽装請負状態だった2年半前に派遣契約に切り替わったが、昨年末に「派遣切り」にあったとして提訴に踏み切った。

 訴状によると、和田さんは03年12月、NSKと業務請負契約を結んだ人材派遣会社「日本ケイテム」(京都市)の社員として同工場で働き始め、半導体製造にかかわっていた。06年9月に派遣契約に変更。昨年11月末、日本ケイテムを通してNSKから「年内解雇」を通告されたという。

 和田さんは「請負契約の時期もNSKの直接指示を受けており、偽装請負状態だった」と指摘。1年に限って製造業への派遣が解禁された改正労働者派遣法(04年施行)にも違反していると主張している。

 これに対しNSK側は「雇用状態などの事実関係を確認中」としている。(朝日新聞)より



同じカテゴリー(雇用問題)の記事

Posted by 日本晴れ at 22:12│Comments(0)雇用問題
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。