相談会:どんな悩みでも 自殺予防ネットなど

12月10、11日に甲府で

自殺予防に取り組む県内の民間団体「自殺予防ネットワーク山梨」と生活困窮者支援を行っているNPO法人「やまなしライフサポート」は12月10、11日、甲府市中央2の甲府カトリック教会で「生活・労働・心の悩みなんでも無料相談会」を開く。自殺予防ネットワーク山梨にとっては、14日の発足後初の活動で、代表の小笠原忠彦弁護士は「どんな悩みでもいいので、1人でも多くの人に来てもらいたい」と話している。

 当日は同教会にやまなしライフサポートや自殺予防ネットワーク山梨のメンバーの産業カウンセラー、社会福祉士、弁護士らが常駐。借金返済や雇用問題などのほか、「眠れない」など精神的な悩み相談までワンストップで受け付ける。2日間の相談専用電話(電話055・237・2900)も同教会内に設置する。

 時間は10日午前10時~午後5時、11日午後1時半~同5時。問い合わせは、やまなしライフサポート事務局(090・8031・9608)。【山口香織】


(2011年11月26日・毎日新聞山梨版)
  


Posted by 日本晴れ at 22:15労働問題

山梨ユニオン:「解雇・トラブル ホットライン」

11/5、6日開設 /山梨

「山梨ユニオン」は5、6両日、解雇や派遣切り、職場でのパワーハラスメントなど労働問題全般に関する電話相談に応じる「解雇・トラブル ホットライン」を開設する。

 両日とも午前10時~午後7時。失業者にはハローワークや利用できる制度などを紹介するほか、職場でのいじめやパワハラについての相談には、専門の産業カウンセラーが応じる。番号は電話055・287・8113。メール(y‐union@tenor.ocn.ne.jp)でも受け付ける。  


Posted by 日本晴れ at 23:04雇用問題

ご案内

コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク
「全国一斉ホットライン」のご案内

日ごろから当山梨ユニオンの活動につきまして、ご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。

 さて、国税庁の調査や生活保護世帯の増加で明白なように、貧困と格差拡大が一層進んでいます。また、1昨年来から解雇された方々の失業保険支給がきれる事態が続出しています。同時に、正規・非正規問わず、職場のいじめや解雇・雇止めや退職強要が相変わらずあとをたちません。

 つきましては、山梨ユニオンは緊急の電話相談を行ないます。この電話相談は、コミニュティ・ユニオン全国ネットワークが行なう「細切れ雇用NO!全国一斉ホットライン」の一環です。山梨では下記の日程で正社員・非正規も含めた相談を行ないます。





日  時 11月12日(金)午後7時~午後9時

     11月13日(土)午前9時~12時

場  所 山梨ユニオン事務所

甲府市丸の内2-30-5 甲府電化ビル212号

相談電話番号 055-287-8113

相談メールアドレス y-union@tenor.ocn.ne.jp

(メールでの相談も受け付けます)  


Posted by 日本晴れ at 00:06

勝利報告集会の参加に御礼申し上げます。

これまで私たちは、2008年12月に行われた、メイコーによる乱暴な解雇が、労働契約法第16条、解雇4要件からみても、まったく不当な解雇であることを訴えてきました。
解雇の無効確認などを求めた訴訟は2010年3月16日、甲府地裁(太田武聖裁判長)で和解が成立ました。
そして2010年4月23日、勝利報告集会を開催することが出来ました。
当日は雨で皆様会社帰りのお忙しい中私たちの勝利報告集会に参加して頂き分会員一同心から感謝致します。
弁護士先先や来賓の方々のお言葉を聞いている内に苦しかった日々が走馬燈のようにかけ駆けめぐりり、あのとき諦めなくて良かったと言う思いで胸が一杯でした。
現在私たちは会社に復職し、正社員の座を再び確保し元気に毎日勤務しております。
会社責任者も、私たちに対して、嫌な思いをさせて申し分けなかったと言って頂き、差別の無い待遇と、メイコー社員としての地位を認めて頂きました。
ご支援をいただきました皆様、傍聴に参加いただきました皆様、本当にありがとうございます。
一人では出来なかった事が、一緒に戦った仲間や、ご支援頂いた方々からの暖かい言葉が励みになり現在があると思います。
職場に復帰したこれからが大変だとは思いますが、これまでの経験と、仲間の力、皆様からのご指導を頂き頑張って行こうと思います、本当にありがとうございました。
これからもご支援ご指導の程よろしくお願いいたします。


メイコー勝利報告集会にて(2010年4月23日)  
タグ :不当解雇


Posted by 日本晴れ at 22:29不当解雇

メイコー解雇撤回闘争にご支援をいただいていますすべての皆様に

「メイコー解雇撤回闘争 勝利和解報告集会」への参加のお願い

ご支援をいただいたすべての仲間の皆様、本当にありがとうございました。
メイコー解雇撤回闘争にご支援をいただきましたすべての仲間の皆様に感謝をこめて勝利和解報告集会の開催案内をさせていただきます。
2008年12月10日、メイコーは何の説明もなく正社員を大量解雇しました。
解雇された従業員は、山梨ユニオンメイコー分会を結成し、2008年12月12日、解雇撤回を求めて仮処分裁判を提訴しました。甲府地裁は、2009年5月22日、解雇4要件にそって「解雇無効」「賃金仮払い」の組合側勝利決定を行いました。その後本訴も闘い、2010年3月16日、甲府地裁での協議で解雇無効」「地位保全」という組合側の勝利和解をかちとりました。
つきましては、下記のとおり、勝利和解報告集会を開催いたします。
皆様におかれましては、ご多忙中のこととは存じますが、多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。
 

日 時 4月23日(金)午後6時30分より
場 所 山梨県労農福祉センター5階ホール
内 容 メイコー分会御礼、弁護士報告等
主 催 全国一般山梨・山梨ユニオン


 メッセージ等は4月21日(水)までに、下記の事務所へFAXかメールで送付いただければ幸いです。

 山梨ユニオン
  
甲府市丸の内2-30-5
    甲府電化ビル212号
    電 話 055-287-8113
    FAX 055-287-8114
    メールアドレス y-union@tenor.ocn.ne.jp
  


Posted by 日本晴れ at 23:20雇用問題

メイコー裁判勝利的和解 ご支援ありがとうございました

メイコーは、2008年12月10日、私たちを含めて正社員を大量解雇しました。2008年12月12日、私たちは、解雇は不当として、地位保全・賃金仮払いを求めて甲府地裁に提訴し、昨年5月仮処分裁判では「解雇無効」と「賃金仮払い」決定が出されました。
昨年4月本訴も提訴し11月に結審しました。その後、甲府地裁からの「解雇無効」「地位保全」が明記された和解提案をうけて協議をつづけてきました。やっと3月16日、「解雇無効」「地位保全」を確認し、職場に復帰する勝利的和解が成立しました。
■和解内容(要旨)
①会社側が「解雇無効」と「従業員としての地位」を認める。
②解雇した日から和解日までの賃金、賞与を支払う。
昨年4月に定年を迎えた1人については定年退職日までの賃金、賞与を支払う。
③復帰する職場は会社側と協議してから決める。
④会社は裁判を理由とする一切の不利益な取り扱いしない。
⑤双方は、労働関係法を遵守し円満な労使関係の維持に努力する。
■ 皆さんの支援に御礼申し上げます
今回のメイコー解雇撤回裁判は、全国的にみても労働者への乱暴な解雇が許されるのか、という象徴的な裁判でありました。県内はもちろん全国の多くの心ある労働組合や仲間の皆様からの団体や個人の署名を頂き、また皆様の集会の場で、支援御礼の挨拶をさせて頂きました。そうした多くの心ある労働組合や仲間の皆様の支援が、甲府地方裁判所の和解案に「解雇無効」「地位保全」が記載される勝利的和解を勝ち取ることができたものと思います。解雇された当時、解雇撤回に向けて組合に加入し分会を結成した以降、労働組合のイロハもわからなかった微力な私たちがここまで闘ってこられたのも、全国の心ある労働組合と仲間の皆様のご支援があったからこそと考えております。
私たちが本当に大変なのは、これからだと思います。会社に戻って、中の社員と一緒に明るい会社となるようメイコー分会一同一生懸命頑張ってまいります。皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げまして、職場に戻って以降も引き続きご支援ご協力を賜りますようお願い申しあげます。本当にありがとうございました。


山梨日日新聞に掲載された、和解記事  


Posted by 日本晴れ at 22:53雇用問題

メイコー訴訟  会社側、社員5人と和解 甲府地裁

全員の解雇撤回、復職へ 

甲斐市下今井の半導体製造装置メーカーのメイコーと子会社のメイコーエンジニアリングの社員5人が合理的な理由がなく解雇されたとして、両社を相手取り、解雇の無効確認などを求めた訴訟は16日、甲府地裁(太田武聖裁判長)で和解が成立した。会社側が5人の解雇を撤回して賃金を支払い、定年を迎えた1人を除く4人の復職を認めるなどという内容で、4人は今月中に職場に戻る見通しとなった。記者会見した原告側代理人は「提訴した全員が職場復帰するのは画期的」と評価し、原告は「早く働きたい」と喜んだ。
 訴状などによると、5人は2008年11月、両社から不況による事業縮小や勤務成績の不良などを理由に解雇を通知された。団体交渉などで撤回を求めたが、同年12月に解雇された。
 和解内容は、(1)会社側が解雇無効と従業員としての地位を認める(2)解雇から和解成立日までの賃金を支払い、解雇後の昨年4月に定年を迎えた1人については定年退職を認める(3)復帰する職場は会社側と協議して決める-など。
 和解成立後、会見した原告側代理人を務めた関本立美弁護士は「全面的な勝利の和解。全員が復職して解決するケースは全国的にも少ない」と述べた。一方、メイコーの担当者は「5人に対しては、和解内容を順守して対応する」としている。
 原告側代理人によると、両社は、社員約220人のうち5人を含めた20人程度を解雇。5人は2008年12月、賃金の支払いなどを求める仮処分を同地裁に申し立て、同地裁は昨年5月に賃金の仮払いを命じる決定を出した。同4月には訴訟を起こした。
 訴訟で、5人は「会社側に合理的な解雇基準はなく、希望退職の募集など解雇回避の努力もしていない。解雇権の乱用だ」と主張。会社側は当初、「(希望退職者を募るなど)解雇回避の努力が不足していても、会社を存続させるためには整理解雇が必要だった」と争う姿勢を示していた。
                    
                           【2010/03/17 山梨日日新聞より引用】  


Posted by 日本晴れ at 21:18不当解雇

(株)メイコーによる不当解雇撤回を求める

私たち山梨ユニオンメイコー分会の解雇撤回裁判を支援していただいているすべての仲間の皆様へ

メイコー解雇撤回裁判は、2009年11月17日結審をむかえ、11月末には、甲府地方裁判所より「解雇無効」「地位保全」を確認する内容の和解案が提示されました。私たち山梨ユニオンメイコー分会は、原告5名全員の職場復帰をめざして、判決と和解の両含みで、この間数回の協議を続けてきました。
こうしたなかで、皆様からいただきました「不当解雇撤回を求める個人・団体署名」を2月15日と23日に甲府地方裁判所に団体署名94団体、個人署名4,104筆を提出しました。
多くの産別・単組の皆様、自治労山梨県本部加盟労組および自治労全国一般山梨労組加盟の労組の皆様、北は北海道から南は宮崎までのコミニュティユニオン全国ネットワークに加盟する全国のユニオンの仲間の皆様、あたたかいご支援本当にありがとうございました。
さらに、3月9日には、(株)メイコーがあります山梨県甲斐市において、保坂恒光甲斐市議会議員が、私たちの解雇撤回裁判を支援する立場で議会質問をしていただきました。ありがとうございました。

メイコー解雇撤回裁判、勝利的和解 職場復帰へむけ協議大詰め

現在、メイコー裁判は、2010年2月23日にて、判決が出る予定でしたが、和解協議が延びておりまして、原職復帰の原則に基づき、どこの部署に戻るのかなども含めて大詰めの協議をおこなっているところであります。皆様には、これまで多くのご支援をいただきながら御礼と報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。
また、和解協議詳細につきましては、現在協議中でありますので、協議がととのいましたら改めて御礼と報告をさせていただきます。

  


Posted by 日本晴れ at 12:45不当解雇

第4回公判 今回結審 判決は来年2月23日

11月17日(火)甲府地裁にて、メイコー裁判第4回公判が行われました。会社側から出席したのは、上野社長と上野部長の2名でした。今回は、会社側と分会側とも書面交換のみでしたが、私たち組合側から、再度冒頭陳述を行ないました。
会長の独断的人事采配の様子や、人選の合理性のいい加減さ、その判断で、旅行が接待旅行でない事は明らかな事、評価基準の矛盾等を訴え、解雇によって、人生設計が破壊され、そのことにより精神的ストレスで病気発病し入院治療を余儀なくされたこと、家族の仕事や子どもの進路の変更など負担が多くなったこと、などを訴えました。
会社側から出された書面は、仮処分裁判での主張の並び替えだけのものでした。会社側は、裁判官より、何か無いのか問われましたが、「裁判所の決定に従う」と回答しただけでした。
結局、本裁判を通じても、メイコーは、仮処分時と同じ主張のみで自らの正当性を主張することは何もできませんでした。
それだけ、この解雇は、労働契約法第16条に反する不当解雇であることがますます明らかとなってきています。判決は、2010年2月23日にだされます。

ご支援をいただきました皆様、傍聴に参加いただきました皆様、本当にありがとうございます。
私たちは、メイコーによる乱暴な解雇が、労働契約法第16条、解雇4要件からみても、まったく不当な解雇であることを訴えてきました。すでに、甲府地裁は、5月22日付け仮処分決定で、「解雇無効」としております。私たちは、本裁判においても、必ずや、社会正義に基づき「解雇無効」判決となることを信じております。
皆様には、ご多忙のところ、署名の取り組みをお願いしておりますが、働く者が簡単に首を切られる風潮を許さず、働く者の権利を守るため、メイコー解雇撤回闘争への引き続きのご支援・ご協力をお願い申し上げます。  


Posted by 日本晴れ at 23:08不当解雇

「全国一斉ホットライン」のご案内

コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク
「全国一斉ホットライン」のご案内

雇用の厳しさが増すなか、3月末に解雇された方々の失業保険支給がきれる事態が想定されます。
同時に、正規・非正規問わず、職場のいじめや解雇・雇止めが相変わらずあとをたちません。つきましては、緊急の電話相談を行ないます。
この電話相談は、コミニュティ・ユニオン全国ネットワークが全国一斉に行なう「非正規SOS!全国一斉ホットライン」のいっかんです。山梨にては下記の通り行ないます。よろしくお願いいたします。



日  時 11月14日(土)午前10時~午後7時
     11月15日(日)午前10時~午後7時

場  所 甲府市丸の内2-30-5 甲府電化ビル212号

電話番号 055-287-8113

  秘密厳守。面談での相談も応じます。
  


Posted by 日本晴れ at 00:47雇用問題

第3回公判報告及び傍聴のご支援に御礼

第3回公判の報告
10月20日、甲府地方裁判所にて本裁判第3回の審尋が行なわれました。
会社側から出席したのは、上野社長と上野管理部長の2名でした。
会社側は裁判中であるにも関わらず、管理職含む7名の社員を新規採用しています。
このことは「人員の削減の必要性がある」とする会社側の主張がいかにでたらめであったか明白です。したがって、解雇の違法、無効は一層明らかです。
裁判の内容としては、私たち分会側から冒頭陳述で下記の4点を述べました。
①会長の独善的人事采配のようすや、人選の合理性のいい加減さ、その判断で旅行が明らかに接待旅行でなかった事。成績評価基準の矛盾等を訴えました。
②設備も整っていない工場での、有機溶剤のずさんな取扱い。会社への改善要求も無視され、最悪の作業環境による肉体疲労と有機溶剤による病気への不安。
③工数の振り分けのいい加減さ、工数ゼロで不当に評価され、落とされたこと。
④解雇によって人生設計が破壊され、また精神的圧力(ストレス)により病気が発病し、入院治療を余儀なくされたことの訴え、などです。
私たちが述べた冒頭陳述は、裁判官へ証拠書面として採用されました。
冒頭陳述した原告二人は今回の解雇において人生を狂わされたつらい思いに声を詰まらせて陳述し、傍聴人の方々も、原告に共感し涙ぐんで聞いている方もいました。
会社側から出された書面は、相変わらず仮処分裁判書類の並べ替えで、極めて「粗雑な」内容で、新しい主張など何ひとつもありませんでした、というよりあまりの乱暴な解雇のため主張できませんでした。
■ 皆さんの傍聴に御礼申し上げます
傍聴して頂いた方々には、平日にも関わらず仕事の都合を付けて駆けつけて頂き、また今回は、特に裁判員制度による初の裁判と重なり、裁判所の駐車場も利用できない不便な状況の中、ご参加頂きありがとう御座いました。
次回の裁判は、11月17日(火)午前10:30甲府地方裁判所 2階 211号法廷にて、第4回公判が行われます。次回の裁判で結審する予定です。ご都合が付く方はぜひ傍聴をお願い致します。
山梨ユニオンメイコー分会、分会員一同最後の陳述となるよう「解雇無効」の完全勝利を目指し、一致団結して頑張って行きますのでご支援のほどよろしくお願い致します。
  


Posted by 日本晴れ at 09:35Comments(9)不当解雇

使い捨て社会「あらためて」

「製造業への派遣労働原則禁止失業者期待 業界困惑、対応探る」

鳩山内閣を誕生させた民主、社民、国民新の3党連立政権が合意事項に位置付けた製造現場への派遣労働の原則禁止について、派遣切りされた失業者たちは、働き口が少なくなることに不安を感じながらも「使い捨てされる世の中をあらためる制度をつくってほしい」と、雇用安定の一歩につながると期待する。一方、メーカー側は業績に応じて調整できた人材を失うことに困惑、対象外となる請負など間接雇用に切り替えることを検討している。派遣業界は「労働力が海外にシフトしてしまう」と契約の減少を懸念していて、「派遣は悪」というイメージを覆そうと、全国規模の反対署名活動を展開している。
使い走りのように働かされた揚げ句、収入と住居を一度に奪われるなんて…」。ハローワーク甲府に通っている甲府市の男性(36)は、愛知県の自動車部品製造会社で派遣社員として働き、昨年8月に契約を打ち切られた心の傷が今も癒えないという。
会社の寮を出てから友人宅を転々、住み込みのアルバイトもしたが、今年7月、実家に戻った。「年老いた両親に迷惑をかけられない」とハローワークに通い始め、仕事を探しているが、希望する新規求人はめったにない。
衆院選では、民主党候補に一票を投じた。「仕事がない中、派遣でも働きたいという気持ちはあるが、社員に比べて低い賃金、会社の都合で突然契約を打ち切られる…。そんな世の中にストップをかけてほしい」。政権交代が実現し、大きな期待を寄せる。

派遣労働に関する規制緩和で労働者間の格差が広がったことに反発してきた、山梨ユニオンの今福庸夫執行委員長は「早急に労働者派遣法の改正に着手するとともに、失業保険なども実効性ある制度に変えてもらいたい」と要望する。

一方、製造現場は困惑気味だ。電子部品製造業のエノモト(上野原市)は派遣社員の新規採用は抑え、社員と現在いる派遣社員で対応するという。国中地域の大手機械製造会社は、派遣から請負や契約社員など別の雇用形態への移行について検討を始めた。担当者は「請負は業務指導が直接できないため、派遣社員の方が使い勝手がいい。契約期間も弾力的に調整できる」と本音を明かし、新政権の動きに反発する。
製造業などに人材を派遣しているアルビス(中央市)は、有料職業紹介や請負など業務の多角化を進めて、規制強化に備える。ただ「日本は中小企業が多く、全員を正社員として雇ったり、自社で求人をするのは難しいのではないか。製造派遣を全面禁止すれば製造系の中小企業はつぶれ、大企業は海外に労働力を求めてしまうだろう」(同社担当者)と懐疑的な見方だ。
一方、日本人材派遣協会(東京)は6月から派遣法改正に反対する署名活動をインターネット上などで開始。これまでに約57万人分の署名を集めたという。


ハローワーク甲府で求人情報を検索する人たち。派遣労働の環境改善を新政権に期待する声は多い=甲府市住吉1丁目

                           【山梨日日新聞9月27日記事より引用】  


Posted by 日本晴れ at 22:00Comments(3)雇用問題

EVバッテリー開発へ

 8月22日の山梨日日新聞にメイコーのEVバッテリー開発の記事が載りました
※クルックすると拡大します。

このような新たな技術開発を行うためにも、「解雇無効」で会社が負けている裁判を1日も早く終結させ、解雇者を職場に戻すことをもって労使関係を正常化することがもっとも必要な ことであると考えます。  


Posted by 日本晴れ at 00:24Comments(6)雇用問題

9月8日、第2回公判

9月8日、第2回公判
メイコーは、私たちを解雇しながら4名新規採用
「人員削減の必要性」との会社主張は、デタラメ明白!!
仲間の皆様の御支援に感謝したします

9月8日、甲府地方裁判所にて第2回公判が行なわれました。
会社側から出席したのは、上野社長と上野部長の2名でした。
裁判の内容としては、会社側からは仮処分裁判と同じ主張の書面提出のみでした。なお、会社側の主張は今回の主張で終わりとなりますが、新しい主張などはひとつもありませんでした、というよりあまりの乱暴な解雇のため主張できませんでした。会社側は、結局、私たち分会員を解雇した理由を何も説明できないのですから、一刻も早く裁判を終わらせ私たちを職場に戻すべきです。
私たち分会側は、裁判の公正・公平な早期結審を求めて、5名の原告全員で冒頭陳述を行う考えでしたが、時間の都合で2名が冒頭陳述を行いました。
第2回公判の報告は以下の通りです。

■ 裁判所より、本来7月末までに提出するよう決められた書面が8月26日となり、私たちの反論書面を出す時間がありませんでした。しかも提出された書面には新しいものはなにもなく、仮処分裁判時の並べ替えのようなものでした。したがって、会社側の裁判の狙いは、いたずらに裁判を長引かせることを意図したものといえます。
会社側は、第1回公判から43日間もありながらなにも新しい主張をしてきませんでした。「50歳以上の女性」「旅行は接待旅行」だ、などとする会社側の解雇理由の主張は、仮処分裁判でも「(解雇の)合理性がない」とするものでした。
会社側が、このような仮処分裁判で「解雇無効」となったことと同じ主張であれば、本裁判の結果は、早期の「解雇無効」の結審以外ありえません。
そのとき、私たちは勝利し今度は会社へ戻ることになることは疑いえないでしょう。

■ 会社側は裁判中であるにも関わらず、管理職含む4名の社員を新規採用しています。このことは「人員の削減の必要性がある」とする会社側の主張がいかにでたらめであったか明白です。したがって、解雇の違法、無効は一層明らかです。

■ メイコー分会2名の原告は、「人選の合理性」のいい加減さ、「会社の評価基準」の不公正・不公平な実態を職場の仕事のあり方を通じて具体的に明らかにし、解雇の不当性を訴えました。これは、今も職場のなかで、評価が不公正・不公平な実態におかれている仲間に訴える内容でもあります。
 
原告2名が述べた冒頭陳述は、裁判官へ証拠書面として採用されました。

 ご多忙のなか、傍聴に参加していただきました労組、仲間の皆様、本当にありがとうございました。次回第3回公判は、10月20日(火)午前11時から 甲府地方裁判所です。
 次回は、組合側の反論です。皆様の引き続きのご支援・ご協力を切にお願い申し上げます。
 私たちは、ますます明らかになるメイコーのこのような乱暴な解雇に対して、職場に戻
ることを目指して闘います。よろしくお願いいたします。

山梨ユニオン
     電話 055-235-3161
     FAX 055-232-4423
     union-y@lily.ocn.ne.jp
  


Posted by 日本晴れ at 23:52Comments(2)不当解雇

 メイコー不当解雇撤回本訴裁判第2回公判支援傍聴参加のお願い

日頃から私たちの活動にご協力頂き感謝致します。
さて、山梨ユニオンメイコー分会の解雇反対闘争には、ご支援ご協力頂き感謝致します。第1回の公判は、傍聴席を埋め尽くす参加者で、本人たちの陳述もあり、多大な成果を上げました。しかし仮処分決定を受けても会社は当該労働者を復帰させず裁判を継続し、反動的な裁判の逆転判決を期待していると思われます。この解雇反対闘争に勝利し、職場復帰を勝ち取るためには、本訴の訴訟を絶対に勝利しなければなりません。裁判官の公平な裁判が行われるためには、出来る限り大勢の労働者、国民の、この裁判への監視が必要です。
 つきましては、勤務のある労働者は、仕事を休んで傍聴することは大変でしょうが、出来る限り裁判傍聴に参加できるよう取り組みをお願い致します。

日時  2009年9月8日(火) 午前10時30分より

場所  甲府地方裁判所 2階 211号法廷

内容  傍聴は誰でも出来ます。第2回公判でも、第1回と同じく本人陳述も行う予定ですが、立証手続きのなどの応答で、きわめて短時間の法廷と推測されますが、出来る限り多数の支援者の傍聴をお願いします。

問合先 山梨ユニオン
    電話 055-235-3161
    FAX 055-232-4423
    union-y@lily.ocn.ne.jp

傍聴者の心構えとしては、メイコーの不当解雇は、まったくデタラメな理由
と手続きによる不当解雇であることは、すでに仮処分決定で明らかになって
いますので、裁判官は、本訴でもこの決定判断を曲げず、早急に完全勝利の
判決を下すよう、求めていきます
  


Posted by 日本晴れ at 20:06Comments(1)不当解雇

第1回公判 報告及び傍聴のご支援に御礼

【裁判報告】
7月14日、甲府地方裁判所にて本裁判第1回の審尋が行なわれました。
会社側から出席したのは、上野社長と上野部長の2名でした。
裁判の内容としては、書面の交換のみでしたが、私たち分会側から冒頭陳述で下記の3点をのべました。

①今回の解雇は、組合の存在、団体交渉、県の労働委員会、解雇4要件、ワークシェアリング等も知らない会長の思いつきによる、いかに乱暴なものであったか。
②提出された書面も新しいものは無く、仮処分時のコピーでした。提訴してから2ヶ月半もありながら、中味の無い内容では、いたずらに裁判を長引かせることになります。
③会長のワンマン経営の様子と裁判に出廷してもらいたいこと。

私たちの冒頭陳述原稿もその場で裁判官へ証拠書面として採用されました。
会社側から裁判の前日13日付けで出された「準備書面」には「今回のように一企業だけの存立だけでなく、我が国の中小企業の製造業が一律の存亡の危機の陥っているときに、4要件全て具備されていなければ解雇無効とするのは釈然としない」との内容が表されていました。これを見てもあまりにも自分本位であり、判例などを無視する会社側の態度がうかがわれます。
 
【傍聴のご支援に御礼申し上げます】
なにより入廷して傍聴席が組合側の傍聴人で満席だった事には驚くと共に、会社側にはかなりのプレッシャーをかけたのではないでしょうか。
傍聴して頂いた方々には平日にも関わらず仕事の都合を付けて駆けつけて頂いた事に、分会員一同本当に感謝し、感激で胸が熱くなり勇気をもらいました、本当にありがとうございました。

第2回公判は9月8日(火)午前10:30から行われます。
次回もご都合がつく方はぜひ傍聴をお願いいたします。
山梨ユニオンメイコー分会、分会員一同この闘いに勝利するため一致団結して頑張ってゆきますのでご支援のほどよろしくお願い申しあげます。
  


Posted by 日本晴れ at 21:46Comments(0)裁判

朝日新聞記事より

2009年6月29日の朝日新聞の時時刻々の派遣村解散、「6月危機」新たな脅威の公的支援、迫る期限切れで、山梨ユニオンの活動が紹介されました。

政府も手をこまぬいてるわけではない。派遣会社や、派遣先の企業が、派遣社員らを辞めさせた後も寮に無償で住まわせた場合に、国が助成金を出す制度(離職者住居支援給付金)を、2008年12月から始めた。ただ、緊急措置として助成期間は6ヵ月。雇用危機が長引くなか、期限で次の行き場を見つけるのは難しく、寮を出なくてはならない人も出てきている。

山梨県の20代の男性は、今年1月に制度を利用して寮に残ったが、期限の7月には出て行くように言われた。ほぼ同時期に失業保険も切れる。相談を受けた、山梨ユニオンの今福庸夫委員長は、「6ヵ月でなんとかなると思うのは行政の感覚。現場を見ていない」と憤る。  


Posted by 日本晴れ at 20:51Comments(0)雇用問題

「実態は直接雇用」 三菱ふそうの元派遣労働者2人提訴

【2009年6月29日18時50分 朝日新聞より引用】

http://www.asahi.com/national/update/0629/TKY200906290239.html



三菱ふそうトラック・バス川崎工場を08年末に解雇された元派遣労働者2人が29日、「実態は直接の雇用関係にあったとみなせる」などとして、正社員としての雇用継続と、慰謝料など計660万円の損害賠償を同社と人材派遣会社に求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状などによると、原告の男性(36)は05年4月からトラック組み立てに従事。形式上の雇用形態は派遣、請負、派遣と変わった。もう1人の男性(39)は05年9月から派遣で働き、最短2日、最長6カ月の雇用契約を繰り返した。ともに、労働者派遣法で定められた最長3年の期間制限を超えており、三菱ふそうには直接雇用を申し込む義務があるなどと主張している。

 原告側代理人の弁護士は「本来は正社員として雇うべき恒常的な仕事に派遣を使っていることがそもそも違法だ」と指摘する。

 三菱ふそうは「訴状が届いていないのでコメントできない」(広報)としている。
  


Posted by 日本晴れ at 20:48Comments(0)雇用問題

仮処分勝利報告集会御礼。7月14日本訴傍聴参加をお願いします

6月16日のメイコー・メイコーエンジニアリング不当解雇反対闘争仮処分裁判勝利報告集会に、多くの仲間の皆様にご参加いただき感謝申し上げます。
雨の中約60名余にのぼる多くの皆様に集まっていただき本当に感謝しております。
手塚自治労山梨県本部執行委員長様、保坂甲斐市市議会議員様、鈴木甲府市市議会議員様、激励のお言葉ありがとうございました。
また、私たちの裁判の担当をしていただいている関本弁護士先生から今までの裁判の経過報告が有りました。
仮処分の結審から長い時間が掛かりましたが、メイコーによる「解雇は無効」との決定が出されメイコー分会の全面勝利となりました。
これから私たちメイコー分会は職場復帰を目指し、本裁判へと向かい闘っていきます。
今まで以上に激しい闘いが予想されますが私たちの出来ることは限られています。
多くの仲間がいたから、また支援してくれた皆様のおかげで今日の勝利がありました。皆様には、今後もより一層のご指導、ご支援をお願いいたします。
7月14日(火)午前10時から甲府地裁で本訴第一回がありますので傍聴参加をお願いいたします。


不当解雇反対闘争仮処分裁判勝利報告集会    ※クリック拡大表示されます。
  


Posted by 日本晴れ at 23:43Comments(2)

明日を拓く

山梨日日新聞の労働問題、派遣の雇い止め、正社員の解雇など、雇用トラブルの記事が8回連載特集で掲載された記事のなから 6月7日の新聞記事を投稿します、最終回です。

「第二部 働く職場を求めて」 8:安定雇用実現への提言

↓下の記事に続きます※クリックすると拡大してご覧頂けます
【6月7日山梨日日新聞記事より】  


Posted by 日本晴れ at 22:46Comments(0)不当解雇